セミナー「はじめよう!スナップネイチャー」のレシピ公開
写真を始めたばかりで、どのように楽しめばいいのかわからなかったり、事情があって遠くに行けず写真を撮れなかったり、様々な理由で写真を中断したり諦めようとしている方々へ、気軽に写真を楽しんでみませんかと伝えたいです。
地元で開催しているワークショップ「里ほっと」の参加者たちの写真の楽しみ方は素敵です。みんなマイペースで、それぞれのペースで写真を楽しんでいます。私はその仲間たちから写真の楽しさをたくさん学びました。特に、被写体を見つける視点は本当に素晴らしいです。コロナ禍では、近所を散歩しながら写真を撮影することを楽しみました。写真を撮ることの楽しさだけでなく、様々な視点が増え、撮影技術を身につけ、その後は全国各地での撮影に応用できるようになりました。「まず1枚」を撮ることの大切さや、「足の動き」で写真を撮ることの重要性を強く感じるようになりました。気づいたら、何でも撮ることが楽しくなっていました。
自然と人工の区別を超えた写真表現を「スナップネイチャー」と名付けて提唱しています。決まり事なんてありません。気軽にどこでも、何でも撮る写真の楽しさを知っていただきたいと思っています。
昨日に開催した富士フイルムさんのセミナーのスライドのレシピです。
~「撮る」から「見せる」まで身近な自然写真の楽しみ方~
▼どんな場所にも被写体はある
- 公園や街
- 自然と人工の区別を越えて写真を楽しむ
▼撮るパターンを持っておく
- 植物と幹
- 植物と壁
- 植物の平面構図
- 水面
▼基本の撮影アプローチ
- まず1枚
- 歩く、動く、観察する
- 色、形、線を意識する
- 量を撮り試して失敗して技術を身につける
▼写真展「nukumori」からの作品紹介
- 擬人化
- ボケ
- 写真だからできる表現
▼写真の楽しみ方
- 写真を撮る
- 写真を見返す
- 写真を発表する
- 写真をカタチにする
- 写真で仲間とつながる
▼写真展について
- 地元写真ワークショップ「里ほっと」の活動
- 一枚の作品を作り発表する喜び
今回、セミナーでスナップネイチャーの楽しさをお伝えできたことを光栄に思い、感謝しています。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
最初の1枚を撮るのはどこでも難しいですが、どうすれば撮れるのか?そのために必要なことは何か?そして表現がどう変わるのか?その結果は?その後の楽しみ方は?写真の楽しみ方が伝わればと作ったセミナーのスライド構成の流れです。
気軽に撮りに行きたくなり、気軽に発表したくなるといいなと作ってみたんです。