日本風景写真家協会“写真教室”の撮影会のサポートとロケハン
所属する日本風景写真家協会の写真展「精密風景」が12月12日から開催されます。
その開催記念のイベントの一つ“写真教室”は既に始まり、11月24日(日)に萩原俊哉さん、11月30日(土)に萩原史郎さん、そして、12月8日(日)には私・佐藤尚が行います。
一昨日には、史郎さんの“写真教室”3時間の撮影会が石神井公園であって私はサポートに入りました。あくまでサポート。講師の史郎さんとは離れたところで、“ここではこんな風にみえるんだ~”とかカメラの液晶をお見せしながら、または、場の空気づくりに気をまわしていました。石神井公園は被写体豊富な場所ですね。
全て、FUJIFILM X-H1 で撮影。作例をアップします。
一方、来週に私がやる写真教室の「見沼田んぼ」は被写体が豊富ではありません。実は一番の心配はソコなんです。
昨日には、12月8日(日)の撮影会のためのコース決めのロケハンを行ってきました。
イメージしていたところを歩いてみると、例年は紅葉する樹木は枯れているし、並木道は工事しているし、田んぼには稲も藁もないし、イメージしていた所ではこれといったものが見つかりませんでした。がぁ~ん。何もないところをご案内するのは申し訳ない。何か見つけなきゃ。焦る。真っ暗になるまであちこち歩きました。自分のできることはその日はそれだけ。撮れそうな匂いのするエリアを見つけられましたよ。結局、「見沼田んぼ」はいつだって探すしかないんです。明確な被写体がないのが「見沼田んぼ」の面白さなんです。
コースはほぼ決まりました。
季節感の確認のために撮影会の前日くらいにもう一度歩いておきますからね。これ大事にしてます。あそこのカラスウリを人が見つけて採っていかれませんように。あそこの変わっている草が刈られていませんように。当日に素敵な出合いがありますように~。