大災害が起きた時のために地元で「里ほっと」を作る
東日本大震災がきっかけで、地元に「里ほっと」の集まりを作りました。それはどういうことか・・・。
震災後は、被災地を訪ね写真を撮って発信していくことで被災地の応援をしていました。
何度も足を運びました。けれど、被災地で助け合いながら頑張っておられる人たちを見ているうちに、よその土地のことより自分の土地のことを考えるようになりました。
もし地元で大災害が起きた時に地域の人同士で助け合いが生まれるのだろうか。地方から出てきたばかりで知り合いがいない人、身体の調子の悪い人、いろいろな不安を抱える人が地元にいるはずです。大災害が起きた時のために、地元につながっている仲間を作ろうと思いました。
そして、写真ワークショップ「里ほっと」を始めました。
“写真”は、地域の人たちの交流を生みました。
“写真”は、見沼田んぼの再発見につながりました。
“写真”は、未来の可能性を秘めていることに気づきました。
「里ほっと」は写真の集まりです。でも、老若男女いろんな人がいるので、ある意味でスペシャリストの集まりです。“BBQ”をやれば女性陣がすごい料理を出してくれて笑顔が溢れます。“鉄道博物館”や“下町散歩”や大人の遠足もあるし、“フイルムしばり撮影会”や“写真展”もあるし、ボランティア活動もあります。私が特に何も企画しないでも、たくさんの楽しみが作られています。
今度の日曜日には37回目となる「里ほっと」をやります。
地元の愉快な仲間たちがとても大好きです(^^)
全国には、災害に合って、避難生活を続けられている方たちが大勢いらっしゃいます。皆さんが早く安心して暮らせるようになることを祈っています。
2012年頃の、宮城県石巻市の風景をアップします。